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2017.02.07
院長のつぶやき
2017.02.07
先日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学…
先日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学 iPS細胞研究所の山中伸弥先生の講演を聴く機会がありました。
iPS細胞は人の皮膚や血液細胞に、極少数の因子を導入し、培養することによって、体の全ての組織や臓器の細胞に分化できる多機能性とほぼ無限に増殖する能力を持つ細胞です。医療応用には、失われた体の細胞や機能の回復をはかるための再生医療と、iPS細胞を用いて病態を再現して利用する治療薬の創薬です。山中先生のお父さんは怪我の手術時の輸血が原因でC型肝炎になり、肝硬変と進行し亡くなったそうです。そのC型肝炎は1989年に発見され、2015年には3ヶ月で99%の人を治癒することがる薬が発売されました。これからiPS細胞を使って今まで治療困難とされていた疾患の薬が日本発で創薬できるといいのですが、、、。しかし、国立大学が国から受け取る運営費交付金では海外の施設にとうてい太刀打ちできません。そこで、研究所の教職員の安定雇用や研究環境の改善などのために、研究基金への寄付を募る一環で、マラソンに参加しているそうです。
講演会の後の懇親会でツーショット写真を狙っていましたが、翌日の大阪でのマラソンのために講演後すぐに帰られました。 残念!!
マラソン時のゼッケンはいつも「山中伸弥」だそうです。ちなみに、基金申し込みのフリーダイヤルは「0120-80-8748」、ゴロはハシレ ヤマナカシンヤだそうです。